SSL化されてない?? このサイトへの接続は保護されていませんと表示される時の対処法

Webサイト制作

2021.10.212022.08.27

本記事では、レンタルサーバーにアップしたサイトなどをSSL化した状態で、公開した際にURLがhttp://から始まり、「このサイトへの接続は保護されていません」と言われてしまう時の対処法について、ご紹介させて頂いております。内容としては、編集すべきファイル(.htaccess)と追加記述内容についてになります。

✅ httpsへリダイレクトするように設定(URLを統一)する方法

SSL化されていない??

サイトをGoogle Search Consoleに登録し、サイトマップを送信したのちに、いざ公開したサイトを見てみると…URLがhttp://〜から始まるものになっていることに加え、以下のようにサイトが保護されていないと言われてしまう問題が発生していることがあります。

これまで聞いた中でも、サーバーにてSSL設定を済ました上で、起こる問題のため、SSL設定を見直したりする方も多いのではないでしょうか?? しかし、大抵の場合は、問題はないと思います。

では、何故、今回のような問題が起きるかと言いますと、httpとhttpsが混在している可能性があるためになります。
https://〜から始まるURLに統一するには、サーバーにおける設定に加えて、httpからhttpsにリダイレクトさせるための作業を行う必要がある場合がありますので、それを次の項目で確認していきましょう。

.htaccessを利用した”301リダイレクト”

httpからhttpsにリダイレクトさせるための作業は、.htaccessというファイルへ”301リダイレクト(http → https)”に関する記述を追加することで、完了になります。
.htaccessがサーバーの公開フォルダ内にない場合は、作成した上で、以下の記述をコピペ&保存してあげてください。

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>

すぐには反映されないかと思いますが、1時間から1日待機することで、https://〜にてサイトにアクセスできるようになります。以下のように表示されればOKです。

まとめ

✅ httpsへリダイレクトするように設定する方法

.htaccessへhttpsへリダイレクトするために必要な記述(“301リダイレクト”)を追加することで、URLがhttpsから始まるもので統一され、サイト自体も保護されるようになります。httpでもhttpsでもサイトへアクセスできる状態は、検索順位にも影響を及ぼします。色んな形でアクセスができるとなると評価自体が分散してしまう可能性に繋がりますので、SEOの面からみてもしっかり対策しておきましょう。