nodebrewは、Node.jsのバージョンを管理できるもので、プロジェクトに応じて、Nodeのバージョンの切り替えをコマンドを簡単に行うことができる点は、とても有難いものです。
本記事では、インストール済みであるにも関わらず、nodebrewを通して、Node.jsのバージョンが確認出来ない際の対処法についてご紹介していきます。
Node.jsのバージョンが確認できない
以下のコマンドを用いて、nodebrewを通したNode.jsのインストールを実施しました。
nodebrew install-binary latest
※ latest ⇨ 最新のバージョン
よし! インストール成功した。と思い、 Node.jsのバージョンを確認してみると…
zsh: command not found: node
nodeが見つからないと言われてしまいました。
しかし…nodebrewは、バージョンの確認が出来ます。。
解決方法
原因は、割とシンプルでした。
以下の環境変数を~/.bashrcもしくは~/.bash_profileに追加していないことが原因です。私は、環境変数を~/.bash_profileに追加することで解決しました。
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
- ①viコマンドでbash_profileを開く
vi ~./bash_profile
実行すると、以下のように表示されます。私の場合は、既に別の環境変数を追加していますが、これまでに触ったことがない方は、特に何も表示されないと思います。
- ②INSERTモードにし、環境変数を追加
iキーを押すことで、INSERTモード(編集可能になる)にすることが出来ます。
下のほうに– INSERT — と表示されていれば、OKです。ここまで出来たら、環境変数を追加してあげましょう。コピペでも大丈夫です。
- ③INSERTモードを終了及び編集内容の保存&終了
編集が終わったら、Escキーを押し、INSERTモードを終了します。– INSERT –が表示されなくなればOKです。続いて、:wqを入力し、編集内容の保存と終了を行ってください。
- ④再度、Node.jsのバージョンを確認
元の画面に戻ったら、Node.jsのバージョンが表示されるか確認してみましょう。
上の画像のようにバージョンが確認出来れば、作業は完了になります。
※ Macによっては、~/.zshrc に環境変数を設定する必要もありますので、上手くいかない場合はお試しください。
まとめ
exportから始まる環境変数をターミナル上で実行しただけの場合も一時的にパスが通るようになりますが、ターミナルを閉じると通らなくなります。
Node.jsのバージョンが確認できなくなる現象が急に発生する場合には、すぐさま環境変数の設定を「~/.bash_profile」でしているか確認しましょう。
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