
本記事では、PHPの学習及び開発環境として広く活用されているMAMPをインストールし、PHPにおけるローカルの開発環境を準備するための手順をご紹介させて頂いております。 主にMacの方向けに書いておりますが、Windowsの方でもOSの選択を間違えなければ、同様の手順で準備することは可能となっております。
✅ MAMPのインストール手順が分かる
✅ MAMPの起動手順が分かる
MAMPとは??
MAMP」とは、[Mac][Apache][MySQL][PHP]の略であり、『Apache Friends』が開発元のWeb開発に必要なフリーソフトをまとめて扱うパッケージソフトウェアになります。主にMacで活用されることが多く、Windowsでは、XAMPPが使用されます。
Webアプリケーションなどの開発を行う際に必要なソフトウェアを一括でインストールできるため、PHP学習から実際のWebアプリ開発まで活用されている非常に便利な無料のパッケージになります。
MAMPについては、簡単にまとめると、MacのPCそのものが、Webサーバーの役割をするというイメージです。
Webサーバーとは??

ユーザーつまりクライアントがブラウザ(Google Chromeなど)を通して、
「◯◯のページがみたい」というリクエスト(検索をかける)をした際に要求されたWebページを返す(レスポンスを返す)役割をするのがWebサーバーになります。
以下の図も確認してみてください。
MAMPをインストールする

では、次にMAMPのインストールまでの手順を確認していきましょう!
MAMPの公式ページを検索する
② 検索結果の上位に表示された「MAMP & MAMP PRO」を選択する

[ MAMP 公式ページ ]
https://www.mamp.info/en/windows
ダウンロードする
その中から「 Free Download 」を選びましょう。 すると、ダウンロードページに移ると思います。


上の画像のようにダウンロードページに移ったら、リンゴのマークの方がMac対応なので、赤枠で囲んであるリンゴの方を選択しましょう。
因みに右側は、Windows対応のものになるため、間違えないように!
下の2つは、今回は関係ないのでスルーでOKです。
選択後は、以下のように表示され、インストーラパッケージのダウンロードが始まりますが、保存先は、デスクトップで指定しましょう。
② 保存ボタンをクリック

デスクトップ上にしっかりと保存されてることが分かったら、ダウンロードは完了です。
インストーラーを起動する

まずは、デスクトップへダウンロードしたインストーラをダブルクリックし、インストーラーを起動しよう。

上記が一番初めの画面になりますが、ここでは、続けるボタンをクリックしましょう。
続いて、大切な情報(2番目), 使用許諾情報(3番目)の画面も同じく続けるボタンをクリックでOKです。
2.
3.


使用許諾情報の画面で続けるボタンを押すと、使用許諾契約の条件に「同意する」/「同意しない」の画面に移動しますので、「同意する」を選択します。
すると、インストールの種類の画面に遷移するので、インストールボタンをクリックしましょう。
4.

インストールが始まるので、次の画面になったら閉じるボタンをクリックしましょう。
これでインストールの作業も完了になります。
MAMPの起動

最後に、インストールが完了したMAMPを起動してみましょう。
② アプリケーションを選択し、一覧からMAMPのフォルダを探す
③ フォルダをクリックすると、中にMAMPのアプリケーションがあるのを確認する
④ MAMPのアプリケーションをクリックし、アプリを開く
⑤ 画面の右上にあるstartボタンを押して、MAMPを起動する
⑥ サーバーが起動していることをブラウザにて確認する
① ②
③
④ ⑤
⑥

ここまでお疲れ様でした。
今回は、PHPにおけるローカルの開発環境を作る方法として、MAMPを活用した方法をご紹介させて頂きました。
実は、この環境があればWordPressも扱うことが可能です。併せて、MySQLというデータベース操作言語の学習もできますので、これから勉強される方にはもってこいのローカル開発環境であるといえると私は思います!
まとめ
⇨ [Mac][Apache][MySQL][PHP]の略であり、『Apache Friends』が開発元のWeb開発に必要なフリーソフトをまとめて扱うパッケージソフトウェア。
⇨ 公式ページよりMAMPをダウンロードすることで使用可能ですので、手順を間違えないようにしましょう。
⇨ サーバーが時々、正常に動かないと質問を受けますが、startボタンをクリックしないと起動できないので気をつけましょう。
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